2015年02月08日

「家庭菜園から学ぶ」ファシリテーターの介入の心得

この記事を書いて10年ほど経ってしましました。大学のHPに掲載していた「ファシリテーター雑感」からの転載です。
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 私が日進市に移り住んでからもう15年以上が経とうとしています。そして、ここ10年ほど、日進市から近くの「ふれあい農園」を2区画(10坪ぐらい)を借りて、夏野菜づくりゃサツマイモづくり、また冬は豆類を植えて楽しんでいます。楽しんでいると言っても、そんなに手入れが几帳面にできずに、1年を過ごしてしまっていると言った方が正しいでしょう。

 それでも、ここ数年は着実に夏野菜として、キュウリ、トマト、ピーマン、なすなどをコンスタントに収穫し、大した形と量じゃないですが、近所の方にも自慢げにお裾分けをしています。また、秋になると、学生達をふれあい農園に招待し、恒例大(?)芋掘り大会&バーベキュー大会を楽しむのが行事になっています。そして、余力があれば、冬にかけて豆類を植えて春の収穫を楽しんでいます。

 そうした家庭菜園をしている時にも、これはまさに育てる体験ですから、教育体験そのものですが、ファシリテーターのありようを考えています。

家庭菜園から学ぶファシリテーターの介入の心得

一.土地を耕すことが一番大切:時間をかけて、丁寧にしっかりと
  ・空気をしっかりまぜてやる
  ・根の育ちをよくするために、大きな石ころなどはちゃんと取り除くこと
  ・雑草の根っこなどが残っているとすぐに茂ってくるのでちゃんと取り除くこと

二.苗を植えるときには、深すぎ、浅すぎず

三.苗と苗との感覚はしっかりとあけること:大きくなったときのことを考えておくこと

四.肥料は、根に近づきすぎると効きそうで、実は苗をダメにする:ほどほどの距離を!

五.苗を植えて、最初の時期の手入れが大切:
  ・しっかりと根がはるまで、茎がしっかりするまでこまめに水をやり世話をすること
  ・支柱を早めに立てること:
   →ツルが成長し始め、横や下に伸び出すとなかなか修正することは難しい

六.実がなり出すと、程良いところで実を取り、収穫・成長したことを祝うこと

七.伸びて行きすぎるツルや先を程良いところで止めること:
  →実がしっかりと成長することになる
posted by つんつん at 15:57| Comment(0) | TrackBack(0) | プロセスエデュケーション
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